masure tannerie(マシュア社、又はマズール社とも言われています)とは ベルギーのタンナーで1873年創業ですから、今年で147年! 創業当時は、革の靴底用の分厚い革をメインに製造していたようですが 時代の流れとともに変化を遂げながら、現在まで技術の継承を繰り返してきた 由緒あるタンナーです。 皮の鞣しは主にミモザ、ケブラチョ、栗の樹皮を使用し ゆっくりと時間をかけて鞣し工程を行なっています。 主な革の種類は以下の通り
- Amanda: satin finish
- Ascott: glossy finish
- Colorado: pull-up leather with waxy finish, matte
- Country: satin pull-up
- Orlando: glossy pull-up
- Rugato: glossy finish with contrast wrinkles
- Saddle: matte finish with waxy feel
- Softilux: dry fulled
今回は日本では最も有名な「Rugato」を仕入れたのでご紹介します。 原皮はノルウェーとか、スイスとか言われていますが 明らかではありません。 トラ目(首の部分のシワ)がとても美しく これは素材の持ち味を生かした、染料染めのみなせる技。 ツヤ感と透明感が美しいルガトならではの質感です。
ちなみに今回は、名刺入れとマネークリップ財布を作りました。
Masure tannerieのホームページはこちらです。

ベルギーには、他にも魅力的なタンナーがあります。 良い素材揃ってますよ。
