1999年、東急ハンズで革素材が売っていることを知り レザークラフトというものにのめり込んでいったのを 今でも覚えています。 当時はインターネットもあまり普及していなかったと思います。 情報源といえば雑誌。 「革製品って、どんな作りなのか見てみたい」 雑誌を見ては、気になる店舗に足を運ぶ日々を過ごしました。 確か横浜の方だったかと思いますが 現在とは違い、当時のクラシカルなフェリージの革小物は 大変魅力的でした。 青山の45rpmのショップでセレクトされていた 「 HENRY BEGUELIN 」の自由な発想は 本当に多くの考え方を学びました。 僕の場合は、この2つのイタリアのブランドの影響を受けて レザークラフトにのめり込んでいったと記憶しています。 やはり、レザークラフトを進めるにあたり 「目指す方向性」「憧れ」など モチベーションを高める存在は重要だと思います。 そこで、今回は僕の主観ですが 「日本が誇る革職人」ということで ご紹介させていただきます。
□ウルフズヘッド ポーターやコムデギャルソンとのコラボで 頭角を現した「ウルフズヘッド」は ヴィンテージの世界~歴史や文化まで含めて 「表現の自由」とはどういうものなのか 強烈なインパクトで魅せられました 今では良い思い出ですが ある時期「ガテン」というバイト情報誌で ウルフズヘッドがバイトを募集したことがあり 迷わず応募しましたが、面接時 お店に入った瞬間、威圧感がすごすぎて 怖くて店を出てしまいました。 その後、意を決して面接までたどり着きましたが その時のことは、ビビりすぎて覚えていません。 結果は見事に落とされました。 東京千駄木に店舗を構えている「ウルフズヘッド」 オーナーである幹田氏は、現在もあの時のままで その強烈な個性を放ち続けています。 ウルフズヘッド×RAMIDUS https://www.ramidustokyo.com/blogs/feature/wolfshead
□革小物司 岡本拓也 強烈な個性といえば この人の表現力、というよりも「再現力」が凄すぎて 意味がわからないレベルの岡本拓也氏。 どうしてこんな形がアイデアとして出てくるのか どうしてこんな形が再現できるのか 個性が強すぎるオーダーばかりをこなしてきた百戦練磨の職人 こんな意味がわからないレベルの革職人は、なかなか見当たりません。 T・MBH https://takuya-mbh.jp
□Fugee 言わずと知れた日本が誇るかばん職人 全てを知り尽くしていて 多くのクラフターが影響を受けてきたのではないでしょうか。 fugee https://fugee.jp
□Bagera この人は感覚がイタリア人です。 とにかく「おしゃれ」の一言。 「センス良い」といえばバゲラさんを超える 職人はいないと思います。 Bagera https://bagera.jp
ちなみにお弟子さんもレベル高すぎ AMEERIEGA TORIBITATTA https://ameerie.official.ec
□ EIGHT LEATHERS ホームページ等は無いようですが こだわりが凄すぎる 若き本物の革職人 https://www.instagram.com/eight_leathers/