ネン引き フチネン

こんにちは。
リュテスの高橋です。

今回はネン引きについて
触れてみたいと思います。
  • ネン引きとは
  • ネン引きの道具「フチネン」とは?
  • カーブのネン引き
  • フチネンの使い方

ネン引きとは

ネン引きは、額縁のように
革の端の部分に線を引き
全体を引き締める”飾り”となり
作品の見た目に大きく反映される
デザインの一部ともなります。

ネン引きの道具「フチネン」とは?

ネン引きの道具として「フチネン」と言うものがあります。
フチネンの先端の形状は
左側が高さがあり
右側が低くなっています。

革のフチに左側の歯を合わせることにより右側の歯で線を引くことができます。
また、幅もあるのでお好みのものを選ぶようにしてください。
幅1,0mm,1,5mm,2,0mm,2,5mmなどの種類があります
こちらはアマゾンで購入。
https://amzn.to/2TJccYD

1,5mm幅でネン引き。これは使えます!

ネン引きは、線を引くときに脱線しがち。慣れるまで何度も練習しましょう。

カーブのネン引き

こちらは真鍮棒を削って作ったオリジナルネンです
直径4mmの真鍮丸棒を、ダイアモンドヤスリで削り
好みの幅や高さなど、微調整が可能で
とにかく丸みのあるラインにネン引きする際に
小回りが利きまくって、活躍している道具です。

ダイアモンドヤスリ

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真鍮棒4mm  

https://amzn.to/3eeFFl8

フチネンの使い方

フチネンは、先端の金属部分を適温に温め
革にスーッと線を引くようにネンを入れます。
一般的なのはアルコールランプで先端を熱しますが
僕の場合は、長時間の作業が続くと
うとうとしてしまうことがあり、火災の原因にもなりかねないので
安全対策でホットプレートで熱しています。
https://amzn.to/3d3OAFW
このホットプレートはネン引きだけでなく
オイルレザー系へのスタンピング刻印や
アルファベット刻印など
金属製のあらゆる道具をまとめて加熱可能
焼印が簡単にできます。(手袋必須)
サイズも四角い形とスリムサイズで大変使いやすいので
オススメです。
幅1,0mm ブランチャードのエッジクリーサーを使用
とまあ、色々ご紹介しましたが
ネン引きは作品のグレードを確実に上げるので
是非挑戦してみてください!

麻糸

こんにちは。
リュテスの高橋です。


「麻糸」の仕入れってどうしてますか?


・手縫いに適した麻糸とは
  麻糸には太さの種類がある
・シノワってなに?
 麻糸にはブランドがある
・アイリッシュリネン糸ってどうですか?
 麻糸には撚りの方向がある
・Yue fungって人気ですよね
 香港、台湾系の超絶麻糸!~MeiSiまで


手縫いに適した麻糸とは

麻糸には太さがいろいろとあり
作るものにより、適した太さで製作するのが
上手くいく秘訣です。
しかしながら、あえて太い糸で縫うのも
可愛かったりするので、あくまでも好みですね。


小物…
日本の麻糸は「番手/本数」となっているので
30/3~20/3 くらいが小物作りに最適かと思います。
海外の糸は直径なので0,35mm~0,6mmくらいまでが良いかと思います。


バッグ…
大きなものは、日本の麻糸であれば16/4~16/5あたりが良いのではないでしょうか。
海外の糸は0,6mm~0,8mmくらいかな。


シノワってなに?
麻糸にはブランドがある


シノワは100年以上の歴史あるフランス産の糸。
近年、経済的理由で廃業に追い込まれましたが
フレデリック・クレスタン=ビエ女史という人物によって
復活を遂げました。
全ての工程がフランスで生産されており
その機械もまた、当時からの機械で生産しているそうですよ。

・シノワサンプル
・サンプル巻き(30m)
https://www.creema.jp/item/6703840/detail


この辺試してみて
いいなーって思ったら、輸入だけど関税含め
買い方によっては、ここが一番安いのでオススメ。



https://www.rmleathersupply.com/collections/supplies?page=2




アイリッシュリネン糸ってどうですか?
麻糸には撚りの方向がある

フジックスさんより参照
https://www.fjx.co.jp/learn/knowledge02.html

手縫糸は右撚り(S撚り)、ミシン糸は左撚り(Z撚り)
市場に出回っている糸は、ほどんど左撚りです。
手縫いしたい人には、なんとなく憧れの「右撚り」
でも、手縫い専門麻糸もあるのです。
「Crawford」です。
アイリッシュリネンとか言うやつです。
昔からアイリッシュリネンって流行ってましたけど
手縫いに適した右撚りと聞いて
探し当てた当時は夢中になって買いました。
買わないわけにはいかないです。


感想から言うと、「切れます」


んー、ワックスもウェットタイプでしっとり。
ラミノの特ローと同じタイプです。


右撚りのcrawfordって丈夫なんじゃないの?


と疑問でしたが、たまたま合わなかったのかもしれません。




切れるといえば
これはダメ糸です。
カナガワさんごめんなさい!

Campbells
これもフランスの店から13色取り寄せました。
164-satin-linen-campbell-thread-n532
感想としては、他にはない独特のカラーもあり
面白い。質はシノワに近い感じで撚りは強めで良いのですが
糸の太さがバラバラなものが多く
太さが均一ではないのはちょっとダメですね。




Yue fungって人気ですよね
香港、台湾系の超絶麻糸!~MeiSiまで

6tさんのお店で初めて知ったのが
yue fungです。
https://tr6tleather.ti-da.net
これは衝撃でした。
均一すぎる太さ。
強力な硬さ
しっかりすぎる撚り
毛羽立ちのないステッチラインを描ける
すばらしい麻糸です。


ここだけの話、シノワより
優れています。


*現在、サイトの移行中ですが
 他では絶対に手に入らない
 オリジナルの道具を販売している6Tさんの
 新しいサイトが気になりますね。
6tさんに感謝です。ありがとうございます。
こちらはYue Fungも十分な品揃えですが
高級ツールもそろっておりますので必見ですね。
https://globalhighendtools.stores.jp/items/5ca56ab30686f306e48e2f36






台湾メイドの「六花」
くも舎さんは視点が面白くて良いですね。
https://kumosha.com/craftgoods_thread_rikka/
そして、そして
僕の大好きな麻糸


『MeiSi』です!


多分、製造元がYue Fungと同じなんじゃないかなとか
思っていますが、自分的には
ビッグスプール(0.55MM) 320mがあることが重要で
使い勝手が良いサイズなんです。


パッケージがカッコ良すぎ
こっちはスーパーファイン
https://www.proatelierplus.com/product-page/meisi-super-fine-expert
こっちは色々そろってます。
http://www.minglanghk.com
今回は麻糸情報特集でした。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

レザークラフト初心者の方へ 渾身の1冊!

こんにちは。
リュテスの高橋です。


レザークラフト を始めるにあたり
どうやって技術を習得すれば良いのか。


参考にしていただきたい書籍のご紹介です。


僕がレザークラフト を始めたのは
2000年のことなので
レザークラフト が詳しく紹介されている教本は
ほとんどありませんでしたが
1冊だけ、「手縫い」について詳しく解説されている
唯一の本がありました

手縫いの真髄です。

工芸ですよ。そんじょそこらの知識で書いた本ではありません。



著者の矢澤十四一さんは、吉田吉蔵さん(吉田カバン創業者)に師事
特に箱物作りに長け、レザークラフト の基礎的な知識
貴重な技法を、図解を使ってわかりやすく教えてくれます。


レザークラフトは、基礎だけ分かれば
誰かに教えてもらうことは何もありません。
教室などに通うこともありません。


基礎だけ覚えれば十分です。
僕もそうしました。


今でこそ、様々なレザークラフフト教本が出ていますが
矢澤先生の本を超えるものはないと思っています。


迷うたびに、この本のページをめくれば
矢澤先生が答えをくれるはずです。