こんにちは。 リュテスの高橋です。 「麻糸」の仕入れってどうしてますか?
・手縫いに適した麻糸とは 麻糸には太さの種類がある ・シノワってなに? 麻糸にはブランドがある ・アイリッシュリネン糸ってどうですか? 麻糸には撚りの方向がある ・Yue fungって人気ですよね 香港、台湾系の超絶麻糸!~MeiSiまで
手縫いに適した麻糸とは 麻糸には太さがいろいろとあり 作るものにより、適した太さで製作するのが 上手くいく秘訣です。 しかしながら、あえて太い糸で縫うのも 可愛かったりするので、あくまでも好みですね。 小物… 日本の麻糸は「番手/本数」となっているので 30/3~20/3 くらいが小物作りに最適かと思います。 海外の糸は直径なので0,35mm~0,6mmくらいまでが良いかと思います。 バッグ… 大きなものは、日本の麻糸であれば16/4~16/5あたりが良いのではないでしょうか。 海外の糸は0,6mm~0,8mmくらいかな。
シノワってなに? 麻糸にはブランドがある シノワは100年以上の歴史あるフランス産の糸。 近年、経済的理由で廃業に追い込まれましたが フレデリック・クレスタン=ビエ女史という人物によって 復活を遂げました。 全ての工程がフランスで生産されており その機械もまた、当時からの機械で生産しているそうですよ。 ・シノワサンプル
・サンプル巻き(30m) https://www.creema.jp/item/6703840/detail この辺試してみて いいなーって思ったら、輸入だけど関税含め 買い方によっては、ここが一番安いのでオススメ。 https://www.rmleathersupply.com/collections/supplies?page=2

アイリッシュリネン糸ってどうですか? 麻糸には撚りの方向がある

フジックスさんより参照 https://www.fjx.co.jp/learn/knowledge02.html 手縫糸は右撚り(S撚り)、ミシン糸は左撚り(Z撚り) 市場に出回っている糸は、ほどんど左撚りです。 手縫いしたい人には、なんとなく憧れの「右撚り」 でも、手縫い専門麻糸もあるのです。 「Crawford」です。 アイリッシュリネンとか言うやつです。

昔からアイリッシュリネンって流行ってましたけど 手縫いに適した右撚りと聞いて 探し当てた当時は夢中になって買いました。 買わないわけにはいかないです。 感想から言うと、「切れます」 んー、ワックスもウェットタイプでしっとり。 ラミノの特ローと同じタイプです。 右撚りのcrawfordって丈夫なんじゃないの? と疑問でしたが、たまたま合わなかったのかもしれません。
切れるといえば これはダメ糸です。 カナガワさんごめんなさい!
Campbells これもフランスの店から13色取り寄せました。 164-satin-linen-campbell-thread-n532

感想としては、他にはない独特のカラーもあり 面白い。質はシノワに近い感じで撚りは強めで良いのですが 糸の太さがバラバラなものが多く 太さが均一ではないのはちょっとダメですね。
Yue fungって人気ですよね 香港、台湾系の超絶麻糸!~MeiSiまで 6tさんのお店で初めて知ったのが yue fungです。 https://tr6tleather.ti-da.net

これは衝撃でした。 均一すぎる太さ。 強力な硬さ しっかりすぎる撚り 毛羽立ちのないステッチラインを描ける すばらしい麻糸です。 ここだけの話、シノワより 優れています。 *現在、サイトの移行中ですが 他では絶対に手に入らない オリジナルの道具を販売している6Tさんの 新しいサイトが気になりますね。 6tさんに感謝です。ありがとうございます。
こちらはYue Fungも十分な品揃えですが 高級ツールもそろっておりますので必見ですね。 https://globalhighendtools.stores.jp/items/5ca56ab30686f306e48e2f36

台湾メイドの「六花」 くも舎さんは視点が面白くて良いですね。 https://kumosha.com/craftgoods_thread_rikka/

そして、そして 僕の大好きな麻糸 『MeiSi』です! 多分、製造元がYue Fungと同じなんじゃないかなとか 思っていますが、自分的には ビッグスプール(0.55MM) 320mがあることが重要で 使い勝手が良いサイズなんです。 パッケージがカッコ良すぎ こっちはスーパーファイン https://www.proatelierplus.com/product-page/meisi-super-fine-expert

こっちは色々そろってます。 http://www.minglanghk.com

今回は麻糸情報特集でした。 最後まで読んでいただき ありがとうございます。